SNOWBOARD NEXT GENERATION

ヒールリバースターン スロー再生でやり方を解説

Ta Ta
2017/10/31

リバースターン ヒールサイドのやり方を解説します。

初心者向けハウツーの撮影だったためダックスタンスでしたが、特にヒールの深回りは、カービング向けボードで前振りのほうが間違いなくやり易いです!リバースターンができてもヒールリバースはできなくて悩んでる方の参考程度になればと思います。

ヒールリバースターンのやり方

今回はバックサイド360をできるだけフラットの状態で着地して始めます。ピボットやスイッチからも同じくフラットを意識してください。

1. 入りの方法

このとき谷周りが作れるように板は横に向けてターンを開始します。具体的には、縦落ちのターンにしないでロングターンで横に走らせるときと似ています。

ヒールリバースターン3

ヒールリバースターン1

2. エッジを立てる

目線は山方向を見ます。雪を見ると頭まで下がってしまいバランス崩しやすいです。

ヒールリバースターン5

重心をターンの内側に入れたいので前足を伸ばします。前足を伸ばすことでエッジが立ちます。この時、遠心力が画像の左方向に必要なので、ある程度はスピードがないとできません。

ヒールリバースターン6

ツインの板でサイドカーブが深い板(すぐに板が回ってしまう)を使っているので、板が立ちすぎないようにするためと、重心をテール側に残すために後ろ足はそこまで伸ばさないようにしています。

ヒールリバースターン7

股関節をかなり曲げてバランスと取ります。ハンドスライドは自分の倒せる最大値まであとどれくらいなのかターン中に知るために使っています。

ヒールリバースターン4

3. ターンのピーク

ここまで倒してしまうと板が急激に回ります。シャバ雪は刺さりやすいので後ろ足で板が立ちすぎなように調整していましたが、ヒールカップが雪に当たり少し減速しました(ドラグといいます)。

ヒールリバースターン8

4. ターンの抜け

今回は、ドラグで減速したので、すぐにその足場(遠心力がありエッジが立っている)を利用して上半身を時計回りに先行させました。上半身の先行ができたら同時にテールの反発を利用して板をフラットに戻しながら板を返してレギュラーに戻します。

通常は、そのままリバースターンを続けていくか、スイッチノーリー(スイッチピボット)でレギュラーに戻してそのまま滑っていきます。

ヒールリバースターン9

ヒールリバースターン10

5. 横からみた場合

ヒールリバースターン11

一番エッジを立てた時です。前足はほぼ伸ばしきっています。

ヒールリバースターン12

前足を少し緩めてターンを終える準備をします。

ヒールリバースターン13

今回はリバースターンを続けずにレギュラーに戻すため、目線を谷方向に向けていきます。

ヒールリバースターン15

これ以上進むと山に登ってしまい減速するので、ピボットで板を返します。

ヒールリバースターン16

ヒールリバースターン17

ヒールリバースターン18

ヒールリバースターン19

ヒールリバースターンのポイント

リバースターンとヒールリバースの違い

つま先側のリバースターンは、エッジが抜けにくくエッジ操作が楽です。また、姿勢を低くしやすいので恐怖心が少ないです。

逆にヒールリバースターンは、かかとなので安定しにくく、姿勢も低くするのが難しいため入りで恐怖心が大きいです。

失敗する理由

失敗する大体の場合は、ターンの入りでフラットが怖いのでエッジを立てすぎてしまい、エッジが抜けてしまうことだと思います。フラットで入ることができれば減速することも少なくなり、縦に落とす長さを決めることができるのでスピード調整もできます。やり方としては、遠心力が足りなければ加速するまでエッジを立てる量を減らし大きなターンにします。

練習方法と注意点

練習しやすい条件

荒れたバーンやシャバ雪ですとカービングターンに比べてバースターンは先が見えないので格段に難しいです。刺さると怪我することもありますので慣れるまでは圧雪バーンでコツをつかみましょう。ただし、綺麗に圧雪されたバーンだけの練習ですと、減速しにくいのでできていると勘違いします。コツがつかめたら色々なところで試してみましょう。

人が少ないときを狙ってそのとき重点的に練習しましょう。そうすることでターンに集中できます。

注意点

スピードがない状態ではエッジはほとんど立てることができません

スピードがある状態から始めても転倒する場合、トリックから入るときは板の向きがブレーキとなる方向から始めていないか気を付けてみてください。進行していた方向と板の向きが平行ならフラットの状態なので転ばないはずです。

スイッチから入っても転倒する場合、ドラグまたはヒールサイドのカービングターンの技術が不足している可能性があります。前者は、前向きのセッティングにする、長めの板を使う、ワイドな板を使ってみたり試してみてください。後者は、普通のカービングターンで、ヒールリバースで立てたい板の角度で滑っても板が常に抜けない練習が必要です。

使用ボードやセッティングなど

シャツ着用時のギアとセッティング:
板:OGASAKA ASTERIA 150
ビンディング:FLUX DM スタンス角度:18,-6
ブーツ:BURTON SUPREME

黒ジャケット着用時のギアとセッティング:
板:NOVEMBER ARTISTE 146
ビンディング:BURTON GENESIS スタンス角度:6,-6
ブーツ:BURTON SUPREME

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この記事の出演ライダー

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Ta

SNOWBOARD NEXT GENERATIONの代表です。 初心者講座とテクニカル系のカービングターンを主に担当します。 競技レポート:15-16全日本テクニカル選手権大会関東予選を初出場通過、16-17… [詳細へ]

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