はじめまして!ライダーのSaechikaです。閲覧ありがとうございます。今回はノーリー360ですが、ひと昔前まではグラトリと言えば「ノーリー720」そんな時代でした。今でも根強く人気のある高回転トリックですが、まずは基本を覚えるためにも、こちらの記事を参考に反発をしっかりと引き出して無理のないノーリー360を完成させましょう!!
それでは・・・スノーボードのグラトリ解説スタートです!
目次
ノーリー360のやり方
1. タメと逆先行の作り方
緩めの斜面でタメを作り、上半身は逆先行を入れます。この時、腕と肩を逆先行をさせましょう。
2. ヒールと体の使い方
上半身を先行させてからノーズのヒール側に荷重を掛け、雪面に引っかけます。 この時、後ろ足を回転方向に蹴りだすイメージで行いましょう。
3. 板の引きつけと回転
ボードが270度回ったら着地の態勢に移行します。
4. 着地へ
衝撃でバランスを崩さない様に着地しましょう。
ポイント
初めに逆先行をしっかりと入れ、上半身の先行にて回転力を得ます。 先行した上半身を追いかけるように下半身の後ろ足を回転方向に蹴り出します。この時、雪面にノーズのヒール側を引っかけますがここが一番重要になります。引っ掛かり具合に大きく影響されるのがノーリースピンです。何度も練習し、引っ掛かり具合を調整し、最大の反発を得られるようにしましょう。 回転中は上半身をコンパクトにまとめ綺麗に回し着地しましょう。
今回はノーリー360の注意点と練習方法
ノーリー180の雪面に引っ掛かけるがわからない
→ノーリー180を行う際は回転数が低い為、回転をあまり意識しなくとも回せます。その為、引っ掛ける動作のみに意識を集中し練習できますので再度180を練習して、ノーズのヒール側で引っ掛ける動作を再確認してみて下さい。
よくある失敗例
→オーリー360になる!これを攻略する為には・・・ノーリー180、ストレートノーリーを再確認する事は勿論ですが前脚を畳まずに上記ノーリー360動作を行ってみて下さい。オーリーが掛けられず、自然とノーリーの引っ掛けるスピンの形になります。 足と上半身の力で回さないように反発と回転力をしっかりと引き出し、綺麗に回しましょう。綺麗に無理な力で回さない事が上達への近道になります。