内山ミエの初心者講座です。
今回はブーツの履き方を説明させていただきます。間違えやすいポイントもありますのでよかったら参考にしてみてください。
目次
ブーツを履くときに間違えやすいポイント
パンツについているインナーみたいなものってどうするの?
パンツに付いているのはパウダーガードと言って雪侵入防止の機能があります。ブーツの中にはいれません。いれると足が痛くなる原因になることもあります。ひもを締め終わるまでとりあえずはふくらはぎの辺りに出しておきます。
スニーカーと同じように履ける?
スニーカーと同じ履き方ではしっかりとブーツを履くことは難しいです。ひもを締める前に、かかとを地面にすこし強めにあてて、しっかりとかかと落としをします。そうすることでかかとがしっかり固定されます。浮き防止の機能がある場合はより有効となります。
レンタルするときのサイズ選びはスニーカーと同じ?
レンタルや購入するときにブーツを履いてサイズ確認する時も同じようにかかと落としをしてください。つま先が痛くなるまたは大きめのブーツは選ばないようにしてください。目安は実際に履いてつま先を地面に当ててみて、ギリギリつま先が当たらないくらいが良いです。
リーシュ(ひも)の締め方
動画のブーツはスピードレースタイプです。後で説明しますが他の種類のブーツもあります。締めたあとは専用の留め具にひっかけてとめています。
内側のひもを最後までしっかりと締める
外側のひももしっかりと締める
余った紐は?
アウターは専用の場所へ、インナーは中にいれます。
リーシュ(ひも)を締め終わったら
雪が入らないようにパウダーガードを被せる
ビンディングはこの上からとめます。寒さ防止にもなるのでしっかりと被せましょう。
最後にアウターを被せて形を整える
ちゃんと被せてかっこ悪くないか確認してください。水たまりなど汚いところを歩くときは少し上げて被せないときもあります。
ブーツの種類
現在、スノーボードブーツの種類・タイプは大きく分けて3つあります。
ひも・シューレース・レースアップ
柔らかく上級者に人気です。締めるところを細かく調整できるのが利点ですが、この紐の締め上げに力がいります。緩まないように力を込めて締めるのですが、力がいるので女性にはすこし大変です。
スピードレース
ワイヤーよりかなり柔らかい紐に近い素材を採用して、それを結ぶのではなく留め具に引っかけてとめるタイプです。早く脱着ができるので1番人気となり各メーカーが各々のシステムで使用していますが有名なバートンの場合はスピードゾーンレーシングシステムと言います。
BoA・ダイヤルタイプ
ダイヤルで回すだけで強く締められるので女の子に人気です。ワイヤーがメインですが、最近はもう少し柔らかい素材を採用したものも販売されています。
レンタルや購入するとき
レンタルや購入するときは店員さんに相談するようにして、自分に合うブーツを見つけてみてください。